こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。
ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、
霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。
今から1,000年以上も前にあった言葉です。
雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。
さて、先日の当店の夏期休暇の期間中、ソロテントを担いで
富山県の日本百名山 薬師岳(2,926m)と北アルプスの最深部 雲ノ平へ行ってきました。
前回その1に引き続きお届けいたします、どうぞ最後までお楽しみください。
撤収して畳むとぐっしょり重たくなったテントを担いで出発します。
薬師沢出会いまではどんどん、どんどん下ります。
帰りはここを登るのかとぞっとしつつも😖、清々しい景色に引っ張られながら歩きます。
薬師沢小屋に到着。
吊り橋を渡ります。こけても落ちることはない造りだと信じて渡ります。
標識にエールを送られ、
まさしく急坂、しかも!岩が苔むしてぬめっています。
ストックを仕舞いグローブを外し、滑らないように登ります。
テント装備がこたえました。
およそ2時間の登りに耐え、苔岩の道を抜けた時のご褒美おやつの白い粉砂糖は青空に映えました。
標識の字も雲ノ平の雰囲気にぴったりですね。
もうテント装備の重量は感じなくなりました・・・。
祖母岳(2,560m)より。ポツンと建つ山荘が雲ノ平の景色を一層印象付けますね。
雲ノ平山荘にてテント場の受付を済ませた後、お昼ご飯にします。
ジャズが流れる食堂には、セザンヌ画集・・・土門拳の写真集・・・ビクター犬のライター・・・。
テラスからはこの眺め!焼きそばいっただきまーす。
雲ノ平乾杯!!
雲ノ平キャンプ場へ向かいます。
ここは石がごろごろした地面。水場もトイレも程よい距離。
びしょ濡れだったテントもあっという間に乾き、寝袋も岩の上に干しておきました。
寝袋は防水バックに入れるのですが、今まで使っていたのが劣化してしまったので今回新しく買いました。
グラナイトギアのeVentoシルドライサック 防水ですが圧縮したときに空気が抜けてくれます。
スイス庭園に散歩に出かけます。
日本百名山 水晶岳(2,986m)が迫ります。
今日の晩御飯は鯖味噌缶のカレーときゅうりスティック(撮り忘れ)。
カレーは6月の石鎚山でも作りましたが、トマトも一緒に煮てバージョンアップしました😄
0コメント