こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。
ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、
霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。
今から1,000年以上も前にあった言葉です。
雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。
さて、皆様新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
恒例になりつつある大晦日の地元愛媛県の石鎚山でのテント泊年越し、元旦は初日の出を拝んできました。
雪が非常に少なく雪山登山として物足りない感は否めませんでしたが、
元日は快晴で空気も澄み切り、初日の出に染まる霧氷が寒さを忘れさせてくれました。
成就社白石旅館でカレーを食べ、登山届を書き、看板猫たまちゃんにご挨拶していきます。
たまちゃんはわらじを温めていました。
成就社の山門前は雪がほとんどありませんでした。パラパラと雪が降ってきたのでザックカバーを装着。
雨にならなかったのは幸いでした。
前社ヶ森も雪少ないです。
夜明かし峠はガスで景色もほとんど見えず。
二の鎖の鳥居は雪に埋もれることなく足元まで全部出ていました。
テントを設営し、ホットチョコレートを飲んで人心地ついてから山頂へ行きました。
ガスで何も見えなかったので、令和元年最後の弥山と何かと理由付けをして鎖の写真を撮ったらピンボケでした。
夕ご飯、年越しはやっぱり蕎麦でしょうということで具沢山のけんちん蕎麦にしました。
防寒、防凍対策でなにかと忙しいテント生活。
歯磨きしたら寝る心構えができました。
どんどん冷えてくるな~と深夜外に出てみると、空にはびっしりと星が、下界は街の灯が輝いていました。
すっきりとガスが晴れたようです。ブルーアワーに間に合うように起き出し弥山へ。
続々と人が増えてきます。
お客様や山トモ達と新年の挨拶を交わすのが正月登山の楽しみの一つです。
あそこから。
刻々と色が変わっていく様は瞬きする間も惜しいくらい綺麗でした。
今年は子年。
2020年も良い年でありますように。良い登りができますように。
雪山未体験の方、一緒に行ってみませんか?
それではまた。
0コメント