イベントレポート 2024/11/23(土)から2日間開催!" 凌" ブランド" アクシーズクイン" の出張シノギング2024

アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。こんにちは。

今年の秋も大詰め、低山歩きの1年の集大成とも言えるこの時期の毎年恒例のイベント「出張シノギング」が、2024/11/23(土)24(日)に地元愛媛県松山市近郊の低山で開催されました。

その、日本古来の衣類から由来した、凌流の衣装を纏い、自然に溶け込み、思いを馳せ低山に浸る。それがシノギング。

そこでは、作法や立ち振る舞いも重要な意味があり、シノラー自信が各々の世界を創造していきます。

私多田の、シノギングに対するイメージは、格好つけて(格好良くない?)言うとこんな感じですが、実際はそこまで堅苦しいこともないですのでご安心を。

出張お泊りシノギングは今回でかれこれなんと5回目!

2019年から始めた日帰りの出張シノギングを含めると7回目!

昨年に引き続き、充実した価値あるシノギングになったと思います。

昨年の出張シノギング2023が、過去1番面白すぎたので、これを越えられるかどうか、果たして各シノラーが満足できるか、そんな不安を持ちながらの場所選定でしたが、ふたを開けてみれば、何の心配もいらなかったようです。

フィールドは、いつでも私たちを受け入れてくれます。

というわけで、当日を振り返ってみたいと思います。


11月23日(土) 今年もこのお2人がこの地 松山に降り立った。

お2人とも、この6年、何も変わっていないようだ!

私多田も、なんとか見た目だけはシノラーっぽくなれただろうか?

集合場所で全員落合い、不足している凌グッズを皆さんに貸し出し、身支度とパッキングも整えていきます。

とりあえず、概要をブリーフィングし、いざ出発!

いつものように、2日目からの参加者もあるということで、とある低山の、小高い丘のようなピークをキャンプ地と定め、ぼちぼち登っていきます。

ぐずぐずしていたら日が暮れます。

急いで自分のポジションを定め、本日の塒(ねぐら)を設営します。

あっという間に日が暮れ、とりあえず火をおこし本日の夕餉。

各シノラーが、思い思いの夕餉を楽しみます。

私は前回のカップラーメン全こぼし事件のリベンジで、カップヌードルカレーチーズ味。

前回は、こぼした上澄みを食べたせいか味が濃く、そのイメージで食べた今回のは普通のカレーヌードルとさほど変わらず薄く感じる!なんだ!


11月24日(日) 夜はさほど寒くはなかったものの、朝方はさすがに冷えたよう、すがすがしい朝を迎えます。



改めて、凌の大将柳谷氏より、シノギングの極意や本日の流れの説明を受けます。

「凌は美学です」

続いて森勝さんの、さるでもわかるコンパスの使い方講座。

そして本日のルート確認。

出発!

今回は、12人パーティ!

さすがにこれだけ集まると圧巻!一体感が生まれますね!

今回は、このような急登に何度か襲われます。

急登を抜けると、お目当ての尾根へ!!

その前に、鉄塔がお出迎え!格好良し!

景色もよし!

登りはまだ続く!

先頭を変わりながらのシノギング、ルートの確認です。

そろそろ休憩の時間、当日は風もそれなにあり、風邪を凌げる場所を探します!

歩いていると、尾根の風下側に、平らな場所を発見!本日の休憩ポイントです。

今回は、新商品のタープ ヤナギニカゼ (販売時期未定) ¥27,500 の紹介も兼ねて、タープの張り方講習。

「風に吹かれるままになびく柳のように、受け流そうじゃあないか、風も雨も」

当店でも予約受付中!

その最中、森勝さんが何やら準備中。いつものですね!

ウッドストーブ、火の熾し方の基礎を学びます。

乾いた枝、火の燃え方、温度を保つ方法など、火が起こる条件をしっかり押さえた火熾しはあっぱれ!

やはりプロは違うなと改めて思う瞬間!!

続いて、サルでもわかるロープワーク。

結び方はひと結びのみで十分。自在やロープ固定もこれ人でOK!!

今回は、荷物をつするのに便利、滑車の作り方も学びましたよ!!

講習が終わると、それぞれ休憩だらだらタイムです。

2時間は経過したでしょうか。そろそろ出発しましょうね!

後半は、なぜか命名した少年K、その母であるカリスマキャンパーKしに任せることに!

ヌタ場をつんつんする少年A。

少年Kは、地図とコンパス無し、野生の感で突っ込んでいくのでちょっとだけ手助けしたのは内緒ですが!

目的の廃神社のドンピシャチャレンジに無事成功します!

倒れかけた狛犬と共に、決して笑ってはいけないやつ。
柳谷さんが、神社に賭けるといっていましたが、大勝でした!!

なかなか風情がある!!

廃村後もしっかり見学します。
こういう人の気配、ロマンを感じますよね。

今回は終始踏み跡が残されていましたが、終盤、若干道が消え、いよいよシノギングハイライト!

急斜面の踏み跡っぽい部分をしばらく辿ると、ようやく地形図上の破線の道を捉え、あとは下るだけ。

そして、デザートらしきものを発見。

立派な廃屋。

何か写ってるかも...。

そしてそして、ようやく無事生還!

いつも思うことですが、シノギングを終え、無事このような道路に降り立つと、別の星に着たような不思議な感覚に見舞われます。

お疲れ様でした。

最後に振り返りと、おみやの贈呈!

今回は豪華!

凌てぬぐいと凌バッジ、凌茶とタイベック製のお札!!

お札は2つ集めて張り合わせたら、なんとリバーシブルになるようです!笑

そんなこんなで、今回のシノギングはざっとこんな感じでした。

今回も、マイルドでメロウな、なかなか味わい深いシノギングになったのではないでしょうか。

ルートの選定も内容を左右しますが、やはりこのお2人が味付けをすると、フィールドが何10倍にも充実したものになることを、改めて感じました。有難うございました。

そして、このような山遊びは、遊ぶ本人の自発性や積極性に左右され、充実したものにもなり、また退屈なものにもなうると思います。今回の参加者は、積極的に山を楽しめる方ばかりで、皆さんのおかげで、私も充実した時間を過ごすことができました。感謝いたします。

それではまた来年、この地でお会いしましょう。

くれぐれも、しっかりと凌力を高めておいてくださいね!では!

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