イベントレポート 2024/9/28(土)開催!KOMPASスタッフと行くはじめての山歩き 星ヶ森

アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。こんにちは。

登山経験が無い方や体力に自信がない方にも参加いただける初心者向け里山歩きイベント「はじめての山歩き」、先日2024年秋季第一弾として、地元愛媛県西条市にあります星ヶ森に行ってまいりました。

星ヶ森は、四国八十八ヶ所霊場の60番札所横峯寺の奥之院で、歴史のある場所です。

今回は、その歴史を感じながら、苔むしたしっとりとした古道を、総勢5名で歩いてきました。

登山口の湯浪休憩所は、そこまで山深くなく道路もしっかりとしており、アクセスはかなり良好です。

立派なトイレ付もうれしいですね。

水場もありますが、果たして飲んで大丈夫なのか。自己責任でお願いします。

ルートは基本的に沢沿い、古道感漂う苔むした木の橋や階段を進んでいきます。

道端には○○丁と書かれたお地蔵さんが一定間隔で出現。

丁石地蔵というようで、お遍路さんが道に迷わないように設置されているそうです。

なかなか可愛いお顔をされています。

途中、こんな看板に騙されかけますが、湯浪とは登山口ではなく湯浪集落のことだそうです。

程よく疲労も出てきたころ、ようやく横峰寺に到着。

ただ、お腹もすいてきたので、先に星ヶ森を目指します。

ゆるーい林道を2回ターンして、平地にでて少しだけ進むと、星ヶ森に到着です。

このあたりからかなり霧が濃くなり、振り向くと視界がほぼ無い状況!

幻想的な雰囲気の中、やっぱり森には霧がつきものですね、そんなポジティブな頭に切り替えつつ歩くこと数分、不意に星ヶ森に到着です。

これが噂の、鳥居越しの霊峰 石鎚山。

目を閉じると、石鎚の稜線が綺麗に見えますね。

冗談で言っていたものの、不思議なもので、本当に見える気がしたのは私だけでしょうか。

そして、ここでお昼休憩とします。

しっとりとした、あの世かこの世かわからない状況の中、みなさんそれぞれ休憩を楽しみます。

石積で作られた祠や奉納されたお地蔵さん、石碑など、歴史を感じる不思議な空間が広がります。

鳥居はおよそ300年前に作られたそう。

なんとなく明るくなり、霧が流れて手前の山が見えて一喜一憂する我々でしたが、一向に石鎚は姿を現しません。

名残惜しいですが、しょうがない、下山開始。

その前に、記念撮影!

帰りに立ち寄った横峰寺は、札所だけあって、こんな山奥の寺なのにかなり立派、トイレの水も水洗で、自販機までもありましたよ!!

しっかりお参りししっかり鐘も突き、寺を後にします。

下りは膝に来るので注意しながらササっと下り、今回の登山はこれにて終了。

皆様、お疲れ様でした。楽しんでいただけたでしょうか。

今回はあいにくのコンディションでしたが、霧の中、古道歩きが楽しめたのではないでしょうか。

今回は、人数が少なかったのもあり、簡単な地図の見方や急斜面の歩き方、トレッキングポールの使い方など、登山の技術的な部分にも軽く触れながらの登山となりました。

はじめての山歩きは、初めの第一歩としてただ山を歩くだけではなく、余裕があればこのような技術的な解説も交えながら山を歩きます。

今後も、ぜひご参加いただき、登山の技術を磨いていただけたらと思います。

もちろん全くはじめての方もむしろ歓迎です。

次回、皆様のご参加をお待ちしております。

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