【スタッフ高津のエンカノヘキ】地元愛媛県新居浜市の里山の中にある犬がしっぽを巻いて帰ってくる難所"犬返し"に行ってきました!

こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。

ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、

霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。

今から1,000年以上も前にあった言葉です。

雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。


さて、先日地元愛媛県新居浜市の里山の中にあるという、かねてから気になっていた"犬返し"。

犬がしっぽを巻いて帰ってくる難所とはいったい・・・行ってみたいが詳しい地図も無し、と思っていたところに

現在私も参加中の愛媛県東予地方の情報発信を行う「癒しの山歩き女子部」メンバーRincoさんが行っているではないですか!

ということでRincoさんの案内で、友人Yさんと3名で“犬返しツアー”にでかけました。

スリルと冒険の犬返しの先にはラピュタの世界が待っていましたよ。

山根公園からすぐの分かりやすい登山口から。

まずえんとつ山(144.7m)に登ります。

鉄塔の建つ生子山城址(280.1m)を進みます。

稜線は新居浜市街地が見渡せるスポットもあり、開放的で整備された快適なルートです。

木々の間から道の駅マイントピア別子が見えて、その上方に居ることを実感します。

待望の犬返し(579m)に来ました。

標識の銅版レリーフのかわいいワンコがよく見ると泣いていました。

人間はロープを使って行けますが、確かに犬は引き返すでしょう。

危ないところは慎重に進めば問題ないルートですが、急登が続きます。

旧端出場発電所・沈砂池に到着です。

苔むして崩れかけたレンガの建物、錆びた鉄の建造物にツタが絡まり、いつかは植物で覆いつくされるであろう遺構。

まさしく映画・天空の城ラピュタの世界がありました。

非現実的な風景の中、お昼を作って食べます。

Rincoさんは常温保存可能ゆでスパゲッティを使ったナポリタン。

私は体が温まって腹持ちが良いチーズリゾット。

腹ごしらえをして次の目的地、魔戸の滝へ。

林道を歩いて行くと入り口の看板があり、簡易トイレもありました。

落差40m、水量も多く迫力のある滝でした。

看板にあった写真の氷瀑も見事でした。

帰りはピストンで、犬返しを登り返し、山根公園の東屋でお茶をして解散。

“犬返し”までは平日にも関わらず3名の方とすれ違い、他にも犬返しにある鐘を鳴らして帰った方もいたようで、

地元の方には親しまれているトレイルなので良く整備されています。

犬返しから先も藪などはなく、手作り感あふれる標識があったりして、それらを気を付けて見ていけば迷うことはなさそうです。


今回の“犬返しツアー” 春夏は葉が生い茂り、低山なので激暑、虫が多いなど、秋冬の方が快適かつ見晴らしも良いルートです。

登山口からマイントピア別子の温泉・天空の湯も車ですぐなので、下山後の温泉もお勧めです。


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それではまた。

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