こんにちは!アウトドアーズ・コンパスの高津です。
ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、
霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。
今から1,000年以上も前にあった言葉です。
雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。
さて、気づけば2024年ももう2月…。いまさら、ですが年越し登山のブログです。
恒例の年越し登山は地元愛媛県は西条市と高知県本川村にまたがる笹ヶ峰(1,860m)へ、丸山荘キャンプ場にてテント泊の予定が避難室泊りになりましたが、年越し仲間のTさんと行ってきました。
大晦日、西条市の下津池登山口より出発です。
この地点で気温は10度。
この時期としてはありえない暖かさで、アウタージャケットを脱ぎ担いでいきました。
雪も少なく初冬のような景色の中、丸山荘に着くとテント場は雪氷が溶けたシャーベットになっていて、降り出した雨でビチャビチャ。こんなところにテントは無~理~。
今回は他に来る人もいなかったので避難室をお借りすることにしました。
小屋の周りは雪が少なく、水を担いできて正解でした。
お湯を沸かしてじょうごを使ってサーモスやプラティパスに注いでいく単純作業がなんだか落ち着きます。
小屋の中は日中でも暗くなりがちで、夜は当然明かりが無いことにはどうにもなりません。
今回使った照明器具はブラックダイヤモンドのモジRプラス。
直径6cm×高さ4cmと小さく78gと軽いですが、広い空間でも意外に明るく照らしてくれます(最高200ルーメン)。
USB充電式で、照度も変えられ中照度だと8時間もちます。吊るしても置いても使えます。
レインボーカラー、キャンプファイヤーモードにもなり、空気が沈んだ時には役に立つかもしれません。
夕方に雨も止み、おやつばっかり食べていてもしょうがないので散歩に出かけ、山荘横の丸山(1,547m)に初めて行ってみました。
休憩するのに良いスポット、無雪期にのんびりしたい所ですね。
夕ご飯は鍋。
ワインを少々。
気温も高く、小屋泊でもあり寝袋が暑いくらいでした。
元旦、ご来光に一縷の望みをかけ午前6時前に小屋を出ました。
暗い中、頂上付近の木々にびっしり付いた樹氷がきれいでした。
日の出の時間ですが・・・ご来光を拝むことはできませんでした。
2024年元旦午前7時過ぎ 笹ヶ峰山頂(1,859m)
ガスは厚く待っても晴れそうになかったので、早々に下山しました。
暖かくてお正月らしくない今年の幕開けでしたが、2024年も山からスタート出来たことは何よりでした٩( ᐛ )و
それではまた。
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