【スタッフ高津のエンカノヘキ】夏休みは北アルプス穂高岳ソロテント泊縦走に行ってきました!その1

こんにちは!アウトドアーズ・コンパスの高津です。

ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、

霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。

今から1,000年以上も前にあった言葉です。

雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。

さて、まだまだ暑い日が続いていますね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は2023年8月28日(月)~9月1日(金)に当店の夏季休業を利用して、

北アルプス/西穂高岳(2,909m)~奥穂高岳(3,190m)~前穂高岳(3,090m)をソロ・テント泊にて縦走、上高地の小梨平キャンプ場で後泊してきました。

8月28日(月)

地元愛媛県から車で岐阜県の平湯温泉あかんだな駐車場まで移動。車中泊。


8月29日(火)

上高地行きバス帝国ホテル前下車。

今日のお宿といきたいところですが、西穂山荘のテント場(満点星宿)を目指して素通りします。

今までテント泊には65Lのザックを使っていましたが、西穂~奥穂間、ジャンダルム越えはできるだけ装備をコンパクトにしていこうと思い、ザックをオスプレーのエイジャ48に新調しました。

背面の調整ができるので、体格の小さい私でもジャストフィット!

そして軽い、背中が蒸れにくい、雨蓋も取り外せるのでもっとコンパクトにもできます。

今後も山旅の良き相棒となりそうです。

田代橋を渡り西穂高岳登山口より入山です。

涸沢へ向かう登山道とは違って出会った登山者は数名、樹林帯の静かな道でした。

西穂山荘へ到着しテント(アライのオニドーム1)設営。

小屋、トイレも近く快適なテント場でしたが、広くはないのですぐ満杯になりそうです。

眺めの良いテラスで昼食をとりました。

今回軽量化のためのニューアイテム、エバニューのTi570cupとフタ。

アルファ米の食事がほとんどだったのでこの160mlのメモリが大活躍でした。

詳しくは商品紹介ブログに載せておりますのでよかったらご覧下さい。

山荘テラス向かいの霞沢岳(2,646m)の展望が素晴らしく、お花など愛でたりしてゆっくり過ごしました。

夕飯はアマノフーズのフリーズドライのカレー(野菜が大きくて美味しい)、尾西のアルファ米白飯、オニオンスープ。

白飯は量が多くて普段なら食べきれませんが、熱中症対策で持って来ていた塩昆布を混ぜて完食しました。

日暮れていくテント場にしばし見とれていました。

夜トイレに起きると、ヘッドランプがいらないくらい明るい月夜でした。

後で知りましたが、この2日後にスーパーブルームーンになるお月様でした。

流れ星に明日の無事を祈りました。


8月30日(水)

夜中2時30分起床。

テントから這い出てガーン!夜露でフライがびしょびしょ。

ちょっとでも軽くしたいこの日になんてこと( ;∀;) 

吸水の良いタオルで拭いては絞り、何とかテント撤収して4時に出発。

真っ暗な中ヘッドランプの明かりで丸山到着❗️

夜明けの空は一瞬ごとに色彩豊かでした。ゴールドに染まった瞬間。

西穂高岳 独標(2,701m)到着❗️

写真は大阪から来られていた御夫婦に撮っていただきました。

この先のピラミッドピーク、西穂高、奥穂高・・・圧倒されます。

ピラミッドピーク到着❗️

きつい登りですがどこをとってもナイスビュー💕

4峯チャンピオンピーク❗️

西穂高岳(2,909m)到着❗️

登っては下りまた登る…独標からここまで大小13のピークの連続だそうです。

なんやかやここまで来れた・・・。

しかーし!核心はここからですよ〜。

その2に続きます。

0コメント

  • 1000 / 1000