アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。こんにちは。
先日、KOMPASアウトドアクラブの遠征企画にて、北アルプスの蝶ヶ岳~常念岳を歩いてきました。
天気が心配されましたが、2つの台風もうまくかわすことができ終始好天に恵まれ、良い山行になりました。
前回その1に引き続き、その旅の様子を、ちょいとレポートさせていただきたいと思います。
最後はガレザレのツズラ折りをひたすら下ります。
ガスガスでゴールはなかなか見えてきませんが、無心で下り続け、何とかゴール。本当にお疲れ様でした。
さすがの常念小屋は、風格のある佇まい。
テン場は初日よりはましなものの、やや斜め。斜めって、やっぱり寝づらいですね。まーしょうがない。
なかながガスが抜けない槍穂、そのくせ雲の隙間から降り注ぐ日光の恩恵を受け、日焼け止めを拭き取った顔面のメラニンも嬉しそう。
シミが気になる御年4〇歳なのです。
お姫様ごっこをしてみたり、
今回も、一番高台で皆で食事を楽しみます。
日頃気にしている糖質をとにかく体に入れ込みます。登山をすると逆に太る説、気にしつつも、しっかり食べてしまいました。
ちなみに、むくみなのか、案の定体重はしっかり増量しておりました。
今回のビールは冷え冷え、2日目も良い気分で床に就くことが出来ました。
ただ、なんだかぶんぶんしていたなとは思っていたけど、露出していた足首下が、なんとブヨに襲撃されていたようで、6箇所以上餌食に!!
まさかこんなところにもブヨがいるなんて!温暖化の影響なのでしょうか。
この日はいい加減疲れていたようで、そそくさと寝床に。
満天の星空のもと、斜めの寝床に若干睡眠時間を削られつつも、明日へと備えます。
いよいよ最終日、今日も朝からピーカン!槍もご機嫌のようです。
大絶景もこれで見納め、じつに名残惜しい。
おおよそ1,200m、タクシーの予約時間に遅れてはならないという一心で、若干ハイペースで下ります。
なんとかみんな歩調を合わせることができたようで、なんとタクシーの予約時間の1時間前に着いてしまいました。
遅れるよりはましですが、みなさん急がせてごめんなさい。
無事の帰還を可愛いおサルの親子に出迎えられ、これにて今回の登山は無事終了。
タクシーで三股に戻り、帰り道の温泉「ホリデ~湯」に立ち寄り汗を流すまでは良かったものの、計画していたご飯処やワサビ農園は人であふれかえり、ことごとく大型連休の洗礼を受ける。
その後、たまたまたどり着いたお蕎麦屋さんで何とかお昼を済ませます。
立ち寄った道の駅はただの道の駅で、お土産物はない模様。
その代わり、道の駅横のひまわり畑と、背後の山々の絶景を堪能することができ、これにて旅は終了。
今回は、ちょっとだけアナウンス不足で、4名での旅となりましたが、こじんまり自由な山歩きが出来て、好天、絶景にも恵まれ、実りある山行になったと思います。
また、それぞれが、自分の歩く実力をなんとなく把握でき、またテン場での過ごし方、アルプス稜線歩きの雰囲気のようなものも感じてもらうことができ、意義深いものになったと思います。
今後もいろいろ企画はしてきたいと思いますので、懲りずに、またご一緒しましょう。
それでは、また次回。よろしくお願いします。
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