こんにちは!アウトドアーズ・コンパス社長の三宅(英)です。
日本人初の北極点単独徒歩到達を果たした愛媛県西宇和郡瀬戸町(現伊方町)出身の
冒険家・故河野兵市さん(1958年4月12日 - 2001年5月17日頃)。
全行程15,000kmに及ぶ北極点から河野さんの故郷である愛媛県・瀬戸町への旅
"リーチングホーム"を記録した書籍"未完の巡礼--冒険者たちへのオマージュ"が
このたび山と溪谷社より発売となりました。
アウトドアプロショップとして長年河野さんのサポートに携わってきた当店も
"未完の巡礼"出版にあたって取材等で微力ながら協力させていただきました。
未完の巡礼--冒険者たちへのオマージュ 植村直己 長谷川恒男 星野道夫 山田昇 河野兵市 小西政継
1980年代から90年代の半ばにかけて、極地の冒険やヒマラヤ登山が隆盛を極めたころ、
何人もの登山家や冒険家たちが突然の事故で命を失ってしまった。
そうしたなかで直接会って話を聞くことができた、忘れがたい冒険者たちがいる。
植村直己、長谷川恒男、星野道夫、山田昇、河野兵市、小西政継の6人の人たちだ。生前の交流や山と溪谷社との関わりなどを中心に、
6人の事績を顕彰して綴られた邂逅の記録である。
時代が経過するなかで、現地を訪ねてその足跡を辿ってみる――。
世界的な極地冒険家・植村直己は、グリーンランド、シオラパルクへの旅を、
アルプスやヒマラヤで記録を残した、登山家・長谷川恒男は、カラコルム、フンザへの旅を、
動物写真家・星野道夫は、アラスカ、シシュマレフへの旅を、
世界最強と言われた登山家・山田昇は、アラスカ、マッキンリーへの旅を、
北極点に単独徒歩到達した冒険家・河野兵市は、故郷である愛媛県・瀬戸町への旅を、
そして登山を世界レベルに主動した登山家・小西政継は、ネパール、マナスルBCへの旅を
トレースする。
それは、「巡礼」にも似た旅だった。
偶然ではあろうが、6人のうち4人までが43歳で亡くなっている。
彼らが活躍できた時代とはどういう時代だったのか、
志半ばでヒマラヤや極地に逝った、
6人の事績を現地に訪ねて綴られた彼らとの交流の記録である。
著者:神長 幹雄著
発売日:2018.03.02発売
販売価格:本体1,700円+税
当時のことを思い起こしてみますと、当時河野兵市遠征隊事務局の
中心的人物が「松山みそ」を製造する後藤商店の社長・後藤東二事務局長でした。
後藤社長は三度の食事から寝泊りまで、河野さんの冒険を全面的に支援しました。
自社製品である「松山みそ」を使った味噌汁を奥さんが手作りし、
河野さんは毎食のようにおかわりして飲んだそうです。
野菜たっぷり入れることが河野さんの元気の秘訣だったとか。
偉大なる冒険家を忘れないためにも当店では、愛媛の味「松山みそ」を
毎年新春の催事の景品として必ず使わせていただいております。
河野兵市さん他、植村直己さん、長谷川恒男さん、星野道夫さん、山田昇さん、小西政継さん、
日本を代表する名だたる冒険家が名を連ねる冒険の記録の書。
冒険家たちの旅に思いを寄せながら、これからの草木が芽吹く季節に
読書を楽しまれてはいかがでしょうか?
なんせまだまだアイテムがあるのですが、ここでは紹介しきれませーん!
他にもまだまだたっぷりありますのでぜひぜひ他アイテムもチェックしてみてくださいね!
皆様のご来店、スタッフ一同心よりお待ちいたしております!
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