こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。
ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、
霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。
今から1,000年以上も前にあった言葉です。
雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。
ついこの間まで残雪の心配をしていたのに、もうお花の季節がやってきていました。
先日春の地元愛媛県の石鎚山北壁を、孤高の北壁クライマーK様とマルチピッチクライミングで登って、山頂のアケボノツツジを愛でてきました。
前日は雨。
快晴とは言えない天気でしたが、ヘリコプターの荷揚げが始まったので天気は良くなるのかな?と思っていたら、後で聞くと視界不良で中止になったとか。
可憐な石鎚桜🌸を見ながら北壁の取りつきへ。慰霊碑を前に気を引き締めます。
今回はカンテルートの予定でした。
リードはK様。1ピッチ目の途中、前日の雨で濡れてる所があり、ワシオルート側へそれて再び戻るというルートをたどり終了点へ。
1ピッチ終了点からの眺め。(登る面はこの写真では見えていないです。)
岩の造形って見飽きないですね。
2ピッチ目もA0とはいえ濡れたソールにぞわぞわ😱しながら登っています。
最後はカンテで、ここまで来たら一安心。
こんなコンディションの中さらりとリードをこなしてくれたK様。
ロープとウェアのコーディネートもばっちり決まっていますね。
山頂のアケボノツツジはガスの中で一層映えていました🌸
今年も沢山の登山者に愛でられたことでしょう。
東稜を登ってこられたお客様もいらっしゃいました。
平日は無いと思っていた小屋のカレーがあった!!ので腹ペコから一気に回復。
石鎚山頂小屋のスタッフさん達とゆっくり談笑して帰ります。
結局ガスは晴れませんでした~。
下山したら、あゝ新緑が眩しい。なんでやねん😢
次の日、耳の後ろをどうやらブヨにかまれたことに気づきました。もう奴らは活動しています。
皆さん虫対策はしっかりと。それではまた。
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