【スタッフ高津のエンカノヘキ】地元愛媛県の瓶ヶ森西壁の攀破衆ルートをマルチピッチクライミングしてきました!

こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。

ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、

霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。

今から1,000年以上も前にあった言葉です。

雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。


さて、このところ秋晴れの日が続いていますね。

お客様とお話すると、地元愛媛県の名峰 石鎚山に行かれた方が例年より多いような気がします。

山頂から始まった紅葉は次第に裾野へと降りていき、まだ山の秋は楽しめそうですね。

さて私は初めて、同じく地元愛媛県の瓶ヶ森(かめがもり・1,897m)の西壁(実際は南寄りですが)の攀破衆ルートを、

K様・Kちゃんの3人でマルチピッチクライミングに行ってきました。

アプローチの入り口。

途中の岩壁もいい感じ。瓶ヶ森にこんなところがあったとは。

あそこを登っていきます。

準備中。

ビレイ中は寒く、アプローチや登攀中は暑いクライミングではウエアに迷いますが、

今回も結局このファイントラックのジャケット フロウラップフーディで脱ぎ着することなく過ごせました。

核心の2ピッチ目に取り掛かります。

今回アルパインザック ブラックダイヤモンドのブリッツ20を新調しました。

背中のパッドも必要最低限で軽い(398g)です。

核心部はヌンチャク掴みまくりでした。

リードのK様の華麗なロープさばき。

Kちゃんは子持権現山(こもちごんげんやま・1,677m)をバックにグイグイ登ってきます。

西壁からの瓶ヶ森林道。人の話声が聞こえます。

西壁からの石鎚山。

壁を登りきり、ブッシュを抜けるとたおやかな瓶ヶ森でした。

その後はリニューアルした山荘しらさで遅いランチを。

スープカレーは野菜たっぷりで、運動後の体に染み渡ります。

食後は暖炉のだんきち君を囲ってロッキングチェアでゆらゆら山談議。

クライミング後にこんな過ごし方ができるところはなかなかないですね。

皆さんも短い山の秋を満喫して下さい。

それではまた。

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