こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。
2019年2月~3月に全3回開催された基礎から学ぶ初歩の地図読み講座のレポートです。
最近はGPSや携帯の地図アプリなどで山中の現在地、登山ルートなども簡単に分かるようになりましたが、
これらはバッテリーがなければ動きませんし、機器トラブルがないとは限りません。
地図とコンパスで基礎的な読図ができると、道迷いの防止はもちろん、
山中などでは立体的に地形をとらえる面白さもできてくるのではないでしょうか。
初回と第2回目は机上講習です。
講師は智さんこと松本智広登山ガイド、地図の基礎の基礎から教えてもらいます。
色鉛筆で オネオネ・・・タニタニ・・・。
磁北線を実際にひいて、距離、高度差を割り出したり。
最終回は実践、場所は徳島県三好市池田町漆川の黒沢(くろぞう)湿原で行います。
スタート地点で1:25,000と1:10,000の地図が配布されます。
まず自分の複歩(左足、右足と踏み出した)の長さを割り出し距離を測る方法や、
目標物が何メートル先にあるのか自分の指などを使って目検討をつける方法なども教わります。
集落の中には地図にない道が出来ていたりします。
山中に入ると、実際に地図とコンパスを使って現在地を割り出してみます。
谷や尾根、見える山、遠くの電波塔など実際に地図と照らし合わせていくと、
登山道を追うだけでは見えてこない情報が沢山あることに気づきます。
じっくり地図と向き合っていたら、やっと湿原の入り口。
湿原では地図にない道に進み、現在地や地形を検証しながら進みます。
湿原が見渡せる展望台から、近くの山のピークと地図を同定。
春から秋はサギソウ他たくさんの湿原植物で楽しめる黒沢湿原。
地図読みって楽しい~👍
下山して、地図読みで使った頭と身体をほぐすべく、ガイド智さんおすすめの松尾川温泉へ。
辺境にあるにも関わらず結構なお客さんが。とても湯質が良く気持ちのよい温泉でした♨。
苦手意識の強かった地図読みですが、ちょっと面白いと思えるようになりました😃。
皆さんも地図読み講座、是非参加してみてくださいね。
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