アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。こんにちは。
先月9月9日(土)、毎年恒例の地元愛媛県の登山クラブ「さくら山行会」さん主催 東温アルプスの登山道整備に参加させていただきました。
東温アルプスとは、地元愛媛県は東温市と久万高原町の境を貫く山脈。
その中でも「皿ヶ嶺」は最もなじみが深く、登山をされている方なら1度は登ったことがあるかと思います。
今回は、当店の呼びかけで集まっていただいたのは9名、総勢38名の5班編成で、東温アルプスの東側の整備を行いました。
早朝7時、東温市役所川内支所に集合し、開会式が執り行われました。
会長桑原さんからの開会の挨拶、草刈りの流れや注意点が述べられます。
今年は、天候は良好。
開会式も晴れの下行われ、班分けや班ごとの整備区間が記されたレジメも濡れずに、無事のようです。
それぞれの車に乗り合わせ、唐岬の滝の登山口まで移動します。そしてここで記念撮影。
当店申し込みの数名を含む僕たちの班は5班、さくら山行会の5班の方ともようやく顔を合わせることができ、いざ出発。
5班の担当は、石墨山~法師山~α。ということで、重い機材を背負って登山開始。
まずは割石峠手前の分岐辺りまでせっせと登ります。
こちら回りは、たしか5班だけのはず、が、なぜか別の班も付いてきている・・・4班がこちらから来ているのだとばかり思っていたのですが・・・
なんと、3班がついてきている!!しかも分岐で判明!
うーん、あるあるなのでしょうが、トレイルランニングレースなどで見られる釣られてみんなでコースアウトしてしまう、あれでしょうか。
気の毒としか言いようがないですが、30分かけて登ってきた道を引き返すことにしたようです。
その後、無事所定の場所まで登り返し、しっかり草も刈れたということです。
お疲れ様でした。
その後我々は、四国3大急登を登り詰め、
ようやく石墨山と白猪峠の分岐へ到着。
視界も開けて、本当に登山に来た気分。
お母様方の差し入れの豆大福でエナジーチャージをし、
いざ作業開始。
今回は、僕が草刈り機担当、割と刈り甲斐のあるみちだこと!
刈って刈って刈りまくります。
序盤は急斜面、しっかり足元を踏みしめながら、確実に足を進めていきます。
後続は、その刈った笹を集めてサイドに放り投げたり、鎌で刈り残しを捌いたりと、道を美しく仕上げていきます。
休憩をはさみながら、時折顔を出す絶景に癒されながら、刈り進めていきます。
順調に刈り進められ、ついに第1目的地の法師山へ到着。
せっかくなので、法師山の祠?周辺も整備します。
しばし休憩。
川口隊長はいつも良い決め顔を提供してくれ、感謝です。
お母様方からの、ブドウやあられなどの配給もたくさんあり、お腹いっぱい。
さあ、次のステージに進みますか。
法師山から先は、かなり急な崖路。
ここはそもそも笹も生えていないので、草刈り機を止めて、ゆっくりと気を付けながら下っていきます。
ふと前から人の声が聞こえてくると思ったら、ゴリラ??
と、ここで事件が!
少し先の方で、キャーー、という女性の叫び声が!!
急いで駆け下りてみると、先程道を譲った1組のカップルの女性の方が、崖から落ちかけているではないですか!!!!
張られた切れかけのトラロープでなんとか落ちずにとどまっている様子。
しょーがないなー、ということで、手足で自確をし、日ごろ鍛えた腕力で引っ張り上げることに成功!!
ふーー、無事でよかった。
その後二人は、宿泊予定の竜神平小屋へ向かうということ。
時間は大丈夫か??
まあ、お気をつけて~~~。
その後、白猪峠分岐から周回路を辿って、
刈り残しを刈りながら無事下山。お疲れ様でした。
今回も、登山道を整備でき、心地よい気持ちで終えることが出来ました。
今年でこのイベントも21年目になるようですが、地元の山を守り続け、そして、我々にも、その役割を与えてくれた、桑原会長をはじめとしたさくら山行会の方々には感謝です。
このような里山は、先人が切り開き、地域のみんなの憩いの場として守り続けられています。
このような団体があるからこそ、存続できるのだと思います。
我々も、その思いを受け継ぎ、今後とも、この美しい尊い自然を守り続けていきたいと思います。
今回も、お誘いいただきました、本当にありがとうございます。
そして、参加された皆様、お疲れ様でした。
また来年もやりましょう、よろしくお願いします。
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