アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。こんにちは。
先日のことですが、低山探検イベント「はじめての地図読み」を開催させていただきました。
すでに"探検イベント"と言い切ってしまいましたが、一般道ではなく、踏み跡、もしくは道なき道を、地形図とコンパスを頼りに歩き、
目的のポイントを目指すという、まさに「探検」的山歩きイベントになりました。
参加者の皆様には、おそらく存分に楽しんでいただけたと思います。
ありがとうございました。
歩いた場所は、地元愛媛県は東温市総合公園の裏山、ミカン畑も無く、電力会社の送電線や巡視路、軽い踏み跡もたくさんあり、
地図読み初心者にはオススメな山域です。地形的にも尾根や谷などが明確な、理解しやすいフィールドが広がります。
地形図を見て、大まかなルートを決めたのですが、よくよく考えると、5年前の第1回「出張シノギング」で歩いたルートをほぼほぼ辿ったようです。
なんだか見覚えのある景色。
生首も健在でした。
さて、この斜面を上がり、この尾根を辿ってみましょう。
うん、まさに5年前と同じ流れ。
尾根に出て、みんなで現在地と、この先辿る道を想像していきます。
名物のシダ地獄も少しだけ体験していただきましたが、皆さん、意外と嫌いではないようです。
難所を超えて、改めて現在地を確認します。
もうひと山超えて、
361の鉄塔に到着。
これで一安心。
その後、巡視路と踏み跡を辿り、無事生還です。
地図読みと言えば、なぜか頭でっかちになりがちではありますが、
このような、近場の、優しめの地形を実際に多く歩くことが、地図読みの力を身に付ける近道だと思います。
日頃から、一般登山道を歩く場合でも、積極的に地形図とコンパスを片手に歩いてみてください。
そして、山の想像力を養ってください。山の楽しみが、何倍にも広がりますよ！！
また来年も開催しますので、ぜひ、イベント情報をcheckしておいてください。
なお2月末には、年に一度の、低山のスペシャリストを2名を東京からお招きし開催する、低山探検イベント「出張シノギング」の計画も練っています。
盛りだくさんな内容でお届けしますので、こちらも要checkです。
それでは、よいお年を。
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