【スタッフ高津のエンカノヘキ】月が輝く夜の地元愛媛県の堂ヶ森(どうがもり・1,689m)でテント泊を堪能してきました!

こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。

ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、

霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。

今から1,000年以上も前にあった言葉です。

雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。

さて、2月末前回は行き着けなかった地元愛媛県の堂ヶ森(どうがもり・1,689m)へ再び行ってきました。

今回はテント泊で、月が輝く夜の地元愛媛県の堂ヶ森を堪能してきました。

登山道は予想よりも早く雪融けが進んでいました。

カラ池あたりから道がすべて雪で覆われてきました。

雪は締まっているとはいえ、テン泊装備の重量がシャクナゲ尾根を登る足に肩にじわじわきます。

もうちょっとで稜線!ガンバ自分!

稜線出たー!晴天ー!しんどっ。

風紋きれい・・・。

山の上にはしっかり雪があります。

それにしても今日は快晴。

堂ヶ森の反射板もすぐそこ、のような気がします。

笹の上に雪があるところは時々踏み抜くので、テンポ良くは歩けません。

ふぅ~。やっと堂ヶ森着きました~。

もう登らなくていい~。

ここから少し下った避難小屋のそばで幕営します。

雪用のペグは竹箸を使ってみました。

竹とんぼの羽みたいなのが理想ですが、充分使えました。

翌朝撤収する時、雪が固くなってピッケルで掘り出すのがひと仕事。

もっと浅く埋めたのでもよかったかもしれません。

オニドーム完成。

スコップで念入りに整地したので床も快適です。

テントの中からこの景色。

小屋があるのにあえてテン泊はこれのため。

落ち着いたらお腹が空きました。

登山家の故田部井淳子さんのおすすめレシピ、バター焼き餅。

フライパンでバターを溶かし、お餅を焼きます。

焼けたところにお醤油を入れて、海苔と一緒に頂きます。

早くできてとってもおいしい!

もう一個持ってくればよかった。

腹ごしらえしたら水作り。

きれいな雪を取ってきて、ひたすら溶かし煮沸します。

コーヒーのフィルターとじょうごを使ってろ過します。

小さな不純物が漉されています。

飲んでみると木のにおい?味?がしますが、水道水よりおいしいです。

こんな作業をのんびりしていると「こんにちはー」と聞き覚えのある女性の声が。

お客様のKさんでした!

Kさんは小屋泊とのこと。

堂ヶ森へはしょっちゅう来られているようです。

山の話に花が咲きました。

さて、夕日を見るために早めの夕食。

冬の定番、雑炊です。

今回は鶏肉をレトルトパウチのやき焼を使って時短。

あったまりま~す。

暮れゆく堂ヶ森。Kさんありがとうございます。

月が出ていました。

写真は撮れませんでしたが、夜中も快晴で、月明かりが雪に反射してヘッドライト無しでナイトハイキング。

オリオン座も近いっ。大っきい。

神秘的な世界でした。

早朝は少し冷えたようでテントの中に霜がうっすらと。

ソーセージ&チーズのマフィンとフリーズドライのビーフシチューで腹ごしらえして夜明けを見に行きます。

一日の始まりです。

今日の天気は午後から崩れる予報。

ちゃっちゃとテントをしまいます。

今回は忘れずに組み立てたまんまでテントを逆さにして中のゴミをはらいます。

もう今シーズンの雪山は四国では最後だなあと名残惜しんで下山しました。

また色彩豊かな春の山が楽しみです。

先日ダウンマットなるものが入荷しました。

ダウンが70g入ってます。

Exped 395192 DownMat Lite 5M 14,500円(税別)


今回はクローズドセルとエアの2枚のマットを持っていったのですが、

2枚の重量、容量を考えるとダウンマット1枚の方が軽くてコンパクトです。

マット検討中の方、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?

それではまた。


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