こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。
ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、
霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。
今から1,000年以上も前にあった言葉です。
雲海を見るとテンション↑なのは大昔から受けつがれているということでしょうか。
新年おめでとうございます。
昨年は制約の多い年でしたが、2022年は自由に活動できる年になるといいですね。
さて、私は恒例の地元愛媛県の石鎚山でのテント泊年越しと御来光登山に行ってきました。
クライミングでご一緒したHさんの手作りのしめ縄をザックに付けて、年越し登山の気分を上げていきます。
成就社から出発するときには小雪が舞っていました。
前社ヶ森のあめ湯売り場の温度計はマイナス10度。
雪を踏みしめる音が心地いいなあと思いつつ、夜明かし峠まで来ました。
結構雪が吹き溜まっていました。
峠から頂上はガスで見えませんでしたが、振り返ると墨絵のような静かな景色でした。
二の鎖の鳥居のお賽銭箱は見えていましたが、昨年の大晦日より積雪はある感じでした。
テントの設営はサラサラの雪を整地するのに時間が掛かりましたが、しめ縄も飾ってお正月らしくなりました。
なお、写真は翌日撮影したものです。
今日のお宿を整えた後、2021年最後の石鎚頂上へは西稜から。
風はキツイし寒かった~🥶
日が暮れた弥山からテントに戻り、速攻ダウンで身をくるみ、夕飯のごま豆乳鍋で温まりました。
湯気がひどくて写真撮れません。
食器を片付けようとウェットティッシュを出すと凍ってました(゚д゚)!
パッケージごと湯煎してもどりましたが、ウェットティッシュも凍らないよう対策が必要ですね。
テント内の結露した水分が凍って顔に落ちてきて目が覚めた元旦。午前6時25分弥山。
そろそろ日の出時刻ですが・・・、
午前7時20分とっくに日の出の時刻は過ぎましたが風があまりなくガスが晴れる気配がありません。
気温はマイナス13度。
御来光は見れませんでしたが、元旦のこの場でお客様や山友と寒さに耐えつつ、新年のご挨拶ができるのは嬉しいことです。
下山していると幕のような雲がかかっていて、これが山頂を覆い隠していたようです。
下界のお天気は良いようです。西条市が綺麗に見えました。
成就社の白石旅館のたまちゃんは寝正月。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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