アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。こんにちは。
先日9月7日(土)、毎年恒例の地元愛媛県の登山クラブ「さくら山行会」さん主催 東温アルプスの登山道整備に参加させていただきました。
東温アルプスとは、地元愛媛県は東温市と久万高原町の境を貫く山脈。
その中でも「皿ヶ嶺」は最もなじみが深く、登山をされている方なら1度は登ったことがあるかと思います。
今回は、当店の呼びかけで集まっていただいたのは5名、総勢32名の3班6部隊編成で、東温アルプスの西側半分の整備を行いました。
早朝7時、東温市役所川内支所に集合し、開会式が執り行われました。
今年も会長桑原さんからの開会の挨拶、草刈りの流れや注意点が述べられます。
続いて未来の会長候補?笑、の 散歩とランニングの専門店Sokka.たけ君の挨拶。
かなり期待されているようです。
今年も、昨年に引き続き天候は良好。
各班に分かれて、いざ出発。
各班は、soccaとKOMPASで募った若めのメンバーと、山行会の方々との混合チームで構成されていますが、なぜか、僕の班は毎回1番遠い過酷なエリアを担当することになっています。
宿命でしょうか。
我々3班-②の担当個所は、井内峠から樽谷山までの東半分。
案の定、登り標高差最大200m越えの激坂アップダウンを数回繰り返す、いわゆる普通にしんどい道。
まずは終了点の樽谷山まで歩いて行って、そこから笹を刈りながら戻るという作戦で、ひたすら頑張って歩きます。
案の定、かなりハードな道、我々の班に組み込まれた、おそらく山行会の中では健脚なお2人も頑張ってついてきてもらいましたが、
もう2度と多田さんの班にはなりたくない!!笑 とぼやくほど、過酷な道のりでした!!
むしろ僕も、来年は多田さんの班にはなりたくありません!!笑
みちのりの半分を超えたあたりから、歩き疲れたのと笹の勢いが良すぎたこともあり、刈りながら終了点を目指すことにします。
みちのりもそうですが、笹が猛威を振るい、なかなか刈りごたえのある道で、ひたすら気合で刈りまくります。
後続のみんなは刈った笹を鉄の熊手で集めたり、刈り残しを鎌で刈ったりと、そちらもなかなかの重労働だったようです。
そして、お昼の時間。
昼休憩予定の樽谷山はまだまだ遠く、地形的に平らなピークで休憩ポイントを作成し、とりあえずゆっくり休むことにします。
ハンモックなんか出して優雅に休憩をしましたが、これで終わりではない、重い腰を上げ、再スタート。
草刈り機のエンジンを背負い、自分のザックを前側で背負っての作業でしたが、おそらくこのスタイルが肩を圧迫したのでしょう、両肩から徐々に痛みを感じるようになります。
さらに、両腕も、なんだか力が入らないくらい疲労がたまってきました。
それでも、あと少し、あと少しと言い聞かせ、さらに気合で刈りまくります。
そして、ようやく終点の樽谷山へ到着。
皆さん、疲労困憊でしたが、とりあえず記念撮影。
終点にたどり着いたという安堵感もありましたが、ここは終点ではなく、折り返し地点・・・。
というわけで、軽く休憩を取った後、来た道を戻ります。
途中、刈っていないセクションを刈りながら、激坂も気合で登り、最後の最後まで頑張って、強制終了時間の15:00を迎えます。
正直、もう限界を超えてました。
そして、早く帰ってビールを飲みたいという一心で、気合で戻りました。
そして、何とか無事に登山口まで戻りました。
本当に、お疲れ様でした。
今年でこのイベントも22年目になるようですが、地元の山を守り続け、そして我々にもその役割を与えてくれた、桑原会長をはじめとしたさくら山行会の方々には感謝です。
このような里山は、先人が切り開き、地域のみんなの憩いの場として守り続けられています。
このような団体があるからこそ、素晴らしい価値あるフィールドとして、存続し続けられるのだと思います。
我々も、その思いを受け継ぎ、今後とも、この美しい尊い自然を守り続けていきたいと思います。
今回も、お誘いいただき、本当にありがとうございます。
そして、参加された皆様、お疲れ様でした。
また来年もやりましょう、よろしくお願いします。
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