イベントレポート 2024/9/7(土)開催!さくら山行会主催 東温アルプス登山道整備ボランティア

アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。こんにちは。

先日9月7日(土)、毎年恒例の地元愛媛県の登山クラブ「さくら山行会」さん主催 東温アルプスの登山道整備に参加させていただきました。

東温アルプスとは、地元愛媛県は東温市と久万高原町の境を貫く山脈。

その中でも「皿ヶ嶺」は最もなじみが深く、登山をされている方なら1度は登ったことがあるかと思います。

今回は、当店の呼びかけで集まっていただいたのは5名、総勢32名の3班6部隊編成で、東温アルプスの西側半分の整備を行いました。


早朝7時、東温市役所川内支所に集合し、開会式が執り行われました。

今年も会長桑原さんからの開会の挨拶、草刈りの流れや注意点が述べられます。

続いて未来の会長候補?笑、の 散歩とランニングの専門店Sokka.たけ君の挨拶。

かなり期待されているようです。

今年も、昨年に引き続き天候は良好。

各班に分かれて、いざ出発。

各班は、soccaとKOMPASで募った若めのメンバーと、山行会の方々との混合チームで構成されていますが、なぜか、僕の班は毎回1番遠い過酷なエリアを担当することになっています。

宿命でしょうか。

我々3班-②の担当個所は、井内峠から樽谷山までの東半分。

案の定、登り標高差最大200m越えの激坂アップダウンを数回繰り返す、いわゆる普通にしんどい道。

まずは終了点の樽谷山まで歩いて行って、そこから笹を刈りながら戻るという作戦で、ひたすら頑張って歩きます。

案の定、かなりハードな道、我々の班に組み込まれた、おそらく山行会の中では健脚なお2人も頑張ってついてきてもらいましたが、

もう2度と多田さんの班にはなりたくない!!笑 とぼやくほど、過酷な道のりでした!!

むしろ僕も、来年は多田さんの班にはなりたくありません!!笑

みちのりの半分を超えたあたりから、歩き疲れたのと笹の勢いが良すぎたこともあり、刈りながら終了点を目指すことにします。

みちのりもそうですが、笹が猛威を振るい、なかなか刈りごたえのある道で、ひたすら気合で刈りまくります。

後続のみんなは刈った笹を鉄の熊手で集めたり、刈り残しを鎌で刈ったりと、そちらもなかなかの重労働だったようです。

そして、お昼の時間。

昼休憩予定の樽谷山はまだまだ遠く、地形的に平らなピークで休憩ポイントを作成し、とりあえずゆっくり休むことにします。

ハンモックなんか出して優雅に休憩をしましたが、これで終わりではない、重い腰を上げ、再スタート。

草刈り機のエンジンを背負い、自分のザックを前側で背負っての作業でしたが、おそらくこのスタイルが肩を圧迫したのでしょう、両肩から徐々に痛みを感じるようになります。

さらに、両腕も、なんだか力が入らないくらい疲労がたまってきました。

それでも、あと少し、あと少しと言い聞かせ、さらに気合で刈りまくります。

そして、ようやく終点の樽谷山へ到着。

皆さん、疲労困憊でしたが、とりあえず記念撮影。

終点にたどり着いたという安堵感もありましたが、ここは終点ではなく、折り返し地点・・・。

というわけで、軽く休憩を取った後、来た道を戻ります。

途中、刈っていないセクションを刈りながら、激坂も気合で登り、最後の最後まで頑張って、強制終了時間の15:00を迎えます。

正直、もう限界を超えてました。

そして、早く帰ってビールを飲みたいという一心で、気合で戻りました。

そして、何とか無事に登山口まで戻りました。

本当に、お疲れ様でした。

今年でこのイベントも22年目になるようですが、地元の山を守り続け、そして我々にもその役割を与えてくれた、桑原会長をはじめとしたさくら山行会の方々には感謝です。

このような里山は、先人が切り開き、地域のみんなの憩いの場として守り続けられています。

このような団体があるからこそ、素晴らしい価値あるフィールドとして、存続し続けられるのだと思います。

我々も、その思いを受け継ぎ、今後とも、この美しい尊い自然を守り続けていきたいと思います。

今回も、お誘いいただき、本当にありがとうございます。

そして、参加された皆様、お疲れ様でした。

また来年もやりましょう、よろしくお願いします。

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